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 子供三人、進学に就職にとそれぞれ進路が決まり、家族全員で旅行ができるのはこの春休みしかないかもしれない・・・・。そんなわけでグアム旅行に行くことにしました。五十も過ぎた私と、女房と息子二人、娘一人の五人です。   適当な感覚で無計画の我が家のグアム旅行をご紹介します。

 どうせならのんびりしたいので、ツアーではなく、往復航空券をW.A.Sという会社で買いました。その時、「飛行機に乗るの初めての娘がいるので窓際の席を一つ、そこから横一列に人数分の席を確保して欲しい。」旨伝えると「エコノミーですので取れるかわかりませんが、承知しました。」とのこと。やがて「席を確保できました。当日、空港のカウンターでチケットをお渡しいます。」という結果に満足して、当日長野から成田まで自家用車で迷いながら成田新国際空港までたどり着きました。

 

 北ウィングにある旅行会社のカウンターで行きのチケットと帰りのフライト予約券を渡されました。席順をみてびっくり!窓際から横一列に5人分の座席を予約したのに、実際は窓際ばかりの縦一列のチケットになっていた。

 そのことで乗り込む前から妻が「みんな知らない人と並ぶなんて・・・・・。」と愚痴りだして重苦しい気分で機内に入り、横に誰が来るかじっと待つこと十数分。いつのまにか搭乗通路がはずされて機体が動き始めたではないか。このとき初めて、隣が空席だと気付きました。ビジネスクラス寄りの前方の横3列シートを各々が独り占めの優雅なフライトでグアム珍道中が始まりました。

 
  一見、黄砂現象かと思うほど成田空港は黄色に包まれていた。

強風のため、空港周辺の畑から舞い上げられた砂塵です。

 

力強く滑走路を走り、シートに体が押し付けられるようなGを感じると間もなくフワッと離陸した。

離陸直後の、あの頼りなさそうなフワフワ感は何度体験してもお尻がむずむずします。

 
  強風による砂ほこりで黄色の空港をガクンガクンと飛び立つと、眼下に海岸線に沿って白く光る波が眩しく、青空と白い雲に吸い込まれるように高く高く昇っていきます。          
窓を振り向くと主翼のエンジンが見えます。

主翼より上方の席は初めてですが、なんとなく音も静かなような・・・・・。

 
  上にあった雲が横になり、やがてはるか下に点々と浮かんで見えます。そんな光景をボーっと眺めているのが好きな私は子供のようにいつまでも窓に張り付いていたいのですが短時間のフライトはそれを許してくれません。                                                                                     
窓を見ていて気がついたんですが、積乱雲が大きく円を描いているのが解るでしょうか?そして中心には雨雲らしき塊があります。ひょっとして低気圧でも生まれるのかな、なんてネ。  
  飲み物、食事(それなりの)、入国審査用紙への記入と、結構忙しい行事が済む頃にはサイパン島が見え、やがてグアム島が見え出しました。「え、あんな小さいところに降りるの?」上空より雲間に見えるグアム島は娘にとって、とても小さな島に見えたようです。
真っ青な外海とコバルトブルーのラグーン。南海の楽園にふさわしいロケーションを見せ付けながら高度をぐんぐん下げていきます。  
  道路や自動車、住宅や人影、日本とは違った佇まいを感じさせるグアムの住宅街に上空を抜けるとグアム国際空港です。

一応、アメリカ合衆国へ到着です。

   
 現地時間の2時過ぎに到着。成田に比べとっても小さなグアム空港での入国審査、以前に来たときは「何日間滞在しますか?」と英語で聞かれた経験から、今回は何を聞かれるか妻が不安がっていました。搭乗とは逆に、早く入国審査スペースにくると、何人もの審査官が自分の持ち場に着き始めました。どのブースに行こうか一瞬迷ったが我々を見つけ「おいでおいで」をしている審査官のブースに素直に行くことにしました。

 家族全員を集めて一人ずつパスポートの写真と見比べ、髪形とメガネが写真と違う次男を見て「フン!」とおどけて見せる、とっても人懐っこい黒人の審査官でした。その一件ですっかり気をよくした単純な我々はルンルン気分でグアムに入国しました。


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